治療の流れ

パシフィック IVF インスティチュートでは、まず、カップルで2時間の予約を取っていただきます。この最初の受診では、体外受精(IVF)の流れをご説明し、各種検査を行い、お二人の健康歴ならびに現在の健康状態を伺います。検査には内診、超音波検査、子宮底長測定、精液分析が含まれます。

これらの検査結果と健康歴に基づき、医師が類似のケースの体外受精成功率についてご説明します。

また、この際にスタッフが保険やお支払い方法についてのご説明もさせていただきます。

次の月経周期に、月経血培養検査が行われます。これは、採取した月経血中の卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)、プロラクチン(脳下垂体から分泌されるホルモン)、エストラジオール(卵巣から分泌される天然エストロゲン)の数値を調べるテストです。 

この血液検査の結果により、体外受精(IVF)の適応性が判定されます。

体外受精(IVF)に適していると判断された場合、女性パートナーに排卵誘発剤が投与され、超音波と血液検査でその効果が頻繁にチェックされます。卵子が適した発育状態になると、膣から超音波で卵胞を見ながら、細長い採卵針で採卵されます。この作業は静脈内鎮静剤を使用した麻酔下で行われ、意識はありますが痛みを伴わず、回復にも時間を要しません。

次にこの卵子を、採取した男性パートナーの精子と受精させ、培養します。胚(受精卵)は、受精後3~5日以内に経頚管的に子宮腔内へ移植されます。約2週間後、2・3日をあけて2回の臨床検査が行われ、妊娠の有無が調べられます。妊娠は、受精卵移植から3週間後に超音波で確認されます。

来診には、カップルの両方が必要な場合と女性だけの場合がありますが、女性だけが必要な場合も男性パートナーに同伴していただけます。排卵誘発中の来診の回数ならびに頻度は、患者様のニーズに基づいてスケジュールが組まれます。体外受精(IVF)サイクル中は一環して頻繁な来診が必要ですが、出来る限りお仕事やご家族の生活の妨げにならないようにいたします。

体外受精(IVF)および胚(受精卵)移植後

通常、体外受精(IVF)による妊娠は正常ですが、非常に低い確率ながら、異常妊娠、流産、その他の問題が発生する可能性があります。これは、体外受精(IVF)・胚移植法も、そのような不可抗力の問題を防止することはできないからです。先天性異常、遺伝性異常、精神遅滞、その他の異常は、自然妊娠において約3%の確率で発生し、これは人工授精においても同様の確率となります。

体外受精(IVF)・胚移植により妊娠が成功したら、後は産婦人科主治医の注意深い監視のもと、出産を待ちます。

この小さな大奇跡に心から感謝しています。パシフィック IVF インスティチュートのドクター、スタッフの皆様の献身的な努力と支援なしには、私たちの夢は叶うことはありませんでした。